看護師の退職金の相場は、国立・公立病院の場合、35年勤務で4000万円弱です。基本給の7割や勤続年数×1万円を支給する私立病院もあります。

看護師の退職金は、3年で10万円。25年で平均2000万円程。最近では、給料を年俸制にしたり、3年後の退職でも「退職手当て」を支給する病院が増加しています。

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退職金の相場

看護師の退職金の相場は、勤続年数や医療機関の規模、状況などによって変動します。ある民間病院では、10年勤続で400万円。20年勤続で1374万。30年で3427万。35年以上で3920万円となっています。

また、「勤続年数が3年以上の場合に退職金が支給される」のが医療業界の一般常識です。「最終的な月収の基本給×(勤続年数ー控除年数)×功積倍率」という算出方法で、退職金を支給するケースもあります。

この他、民間・私立病院では、3年間で7万円の退職金が支給されたケースや、勤続年数×1万円や基本給の70%程度といった大雑把に計算する事もあるようです。公立・国立病院の場合は、定年まで働いて平均3000万円の退職金が支給されます。

退職金制度が整備されている病院では、キャリアや年数に見合った金額がもらえますが、中にはそうでない医療機関もあります。最近では、年棒制の病院が増え、それに伴って「勤続3年以上の退職金制度あり」の求人が浸透しつつあります。

転職の場面でも、「退職金制度の有無」で決める看護師も数多くいます。転職を決める前に、志望の勤務先で「退職金システムがあるか」どうか、転職エージェントや専任のキャリアカウンセラーに相談しておくことも重要です。

退職金に関する知識を持ち、将来のキャリアアップに向けて望みましょう。きっと、自分自身のモチベーションを高める1つの指標になるはずです!