職務経歴書の書き方にはコツがあります。まず、職務経歴書とは、過去の職務を具体的に分かりやすく説明するための書類である事を理解しましょう。
職務経歴書は、履歴書では伝えきれない今までの成果やキャリア、人間性、業務上のスキルや能力をアピールできます。書類通過するには、次のようなポイントをおさえてください。
経歴は見やすく、シンプルに記載するのが基本です。読みにくくては、実際の面接でも嫌がられますので、わかりやすい書式で書きましょう。
具体的な書き方は、下記のテーマを参考にしてください。
用紙のトップには、職務内容全体をまとめた「概容」を書くと、読み手が理解しやすくなります。具体的には、最初にどんな職業に就いて、どんなことを学んで、どういった経緯で今の仕事に至ったか、などです。
経歴が一目でパッと分かるので、スキルや職務経歴、転職回数が多い方におすすめの書き方です。
例文:○○病院に就職し、5年間、心療内科の看護業務を担当しておりました。その後、大学病院への転職を経て、看護実習生への教育やマネジメントを経験して参りました。
経歴は時系列にしたがって過去のものから、あるいは、最近の職歴から順番に書きます。とくに業務内容は、シンプルに記入すると見やすいので、箇条書きが良いでしょう。
また、以下のように項目別に分類したり、エクセル(Excel)やワード(word)のデータでも、見やすくするのがベストです。
例文:
□期間:2005年〜2010年
□勤務先:医療法人 △△会 △△病院
□担当科目: 外科、整形外科、産婦人科
□勤務形態:日勤
□病床数:約△△△床
□従業員数:約△△△人
◆具体的な業務内容
・産婦人科における診療補助と分娩介助
・入院患者や新生児の看護
・新人看護師への教育研修を担当
自己PRでは、過去の職歴で具体的に学んだこと、保有しているスキルの解説、今後の考えているキャリアや将来像などを詳しく説明しましょう。その病院や医療機関で、将来、何をやりたいか明確に記載すると高評価に繋がります。
例文:看護学校を卒業後に、小児科病棟にて新生児や子供の世話や看護を行ってきました。特に、精神神経科、皮膚科での診療補助には自信があります。今後は、産婦人科にて、英会話や分娩介助を学びながら積極的に従事し、リーダーシップのとれる看護師、外国人の患者さんにも丁寧に対応できる国際的な看護師を目指したいと考えています。
資格情報やスキルも同様、前職での職位や年号を記入して、箇条書きにしましょう。
例文:
□2004年3月 看護スクールにてPCスキル(Word・Excel)を習得
□2005年5月 正看護師免許を取得
□2008年11月 国際英会話準2級を取得
このように、具体的な仕事内容や経験が、誰でも楽にイメージできるよう、簡潔に見やすく記載することが大切です。さり気なく、アピールポイントを盛り込むと、さらに高い評価につながるはずです!
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