派遣看護師とは、派遣会社と雇用契約を結び、一定期間、就業できる雇用形態のこと。日雇いの単発派遣から、3ヶ月間以上の長期派遣に至るまで、様々な求人があります。
正社員と異なり、仕事内容は限定的。看護師長や主任の指示に従って、業務を行うことが大半です。
就業形態は、人材紹介・人材派遣・紹介予定派遣など、主に3つの種類があります。人材紹介は、通常の正規雇用ですが、人材派遣は単発・短期・長期間とさまざま。人材予定派遣は、就業先での「適正」を見極めてから正社員雇用といった求人まで幅広くあります。
派遣社員のメリットは、休日の多さ、復職のしやすさ、転職活動の時間の短縮が挙げられます。なかでも派遣社員の休日は、長期休暇も取得でき、個人のライフスタイルに合わせて時間を有効に使うことができます。
一方、正職員は、国公立病院の看護師は週休二日ですが、それ以外の看護師ですと、なかなか土日休日を取りにくくなります。日勤や夜勤のシフトも、派遣雇用では、自由度が高く、自分の働きたいスタイルに応じて勤務できます。
派遣看護師と正社員との決定的な違いは、派遣元の会社が雇用主だという点です。一方、正社員では直接、病院が雇用主となります。派遣では、病院ではなく、派遣会社における給与の支払い、交通費、社会保険などの福利厚生制度が適用されます。
また、時給は派遣社員の方が良いケースが見られますが、長期的にみると年収やボーナス(賞与)では、正社員の方がより高い給料をもらえます。契約期間が決まっているため、安定的に雇用はされないという面も、派遣の1つのデメリットとなるでしょう。
派遣看護師には有給休暇も若干ありますが、正社員ほど優遇されていないのも実情です。週1・2回、派遣スタッフとして働いている主婦も多く、出産後の復職や家事をしながら勤めたい場合に向いています。あらかじめ希望給料や休日の希望条件がある方は、特に最適です。
また、最近では、派遣にも(1)派遣社員、(2)パート派遣の2種類があります。いずれの場合にも、週1回の日勤フルタイム、夜勤専従などが選べ、短期〜長期まで様々な条件の求人があります。
いずれにせよ、雇用形態、休日、勤務時間の長さなどを調整できるのが派遣のメリットです。結婚や出産を機に一度辞められた看護師さんが、派遣スタッフから復職するケースも頻繁に見られます。
派遣看護師に登録するには、以下の手順でおこないます。
このように、派遣では「時間的な制限」や「希望する業務内容の条件」が事前に決まっている看護師に有利です。
まずは、転職支援サイトや人材紹介会社に登録をして、ご自身のライフスタイルに適した職場環境を見つけましょう。
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